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今年も山と海の繋がりの体験学習が無事に終わりました。
7年前から続けている森里海のつながりを 体験で学ぶミニツアー。 夏は山から海を訪ねる学習会です。 10:30に吉田港に皆さん集合しました。 シラスのセリの見学から学習は始まる予定でしたが 海が荒れたので漁が中止となり 吉田町漁業組合組合長福与さんのお話からスタートしました。 吉田港はシラス漁で成り立っていて 役200名の漁師関係者と80艇の漁船がシラス漁を支えているようです。 「シラスは何の子供ですか?」 組合長さんからの質問。 『はーーい』 「いわしです」 「静岡の沿岸で採れる魚知ってますか?」 「シラスはどこからやってくるのかな?」 小さな子供たちも多いので和やかに進んでいきました。 「では、外でシラス漁の網を見てみましょう。」 「この網を2艇引っ張ってしらすを囲い込んでバキュームで吸いあげるんだよ」 「シラスは群れで移動するのでこんな大きな目の網でもいいんだね。ふーーん」 「この後はシラスの加工所を見学しましょう」 港の脇に並ぶ釜揚げなどのシラス加工所に向かいました。 セリで落とされたシラスはすぐ加工所に移されます。 加工所のなかには水洗い、釜揚げ、乾燥などの工程に沿って 機械が並んでいます。 「これは何ですか?」 最終工程の小さな機械を発見して。 「金属探知機です」 「へーーー」 「商品の中に金属が混ざらないようチェックしてるんですよ」 安心、安全は食のかなめです。 みんななるほどな、とうなずいています。 「釜揚げの際、塩を落とすんですよ」 「塩加減は数タイプあります」 「口当たりのバリエーションのためと腐り対策なんですよ」 「塩をいれているの。はじめって知ったわ」 「好みの塩分のかま茹でシラスを選べるってことね。」 主婦ならではの言葉です。 「じゃあ、みなさん。漁船に乗ってみましょう。 3艇用意しました」 突然の組合長さんからの提案に みんな??? ・・・・ 組合長さんのご好意でビックサプライズが実現。 やがて3艇が防波堤の向こうからやって来ました。 わーーー。 3艇に乗り込んで漁船のミニトリップです。 船上の漁レクチャーの始まりでーーす。 「親父が言ってたよ。」 「魚は山からやってくる。と」 「山からの栄養が川から海に流れ込んで プランクトンが育ち魚が元気に大きくなる」 「親父からそう教わった」 私たちの「森里海は繋がっているミニツアー」の趣旨が 漁師さんの言葉から発せられた一瞬でした。 港に帰ってくるとみんなの頭はずぶ濡れ。 「楽しかったーー」「ちょっとよっちゃった」 「海から見る海岸線っていいよね」 「漁船は早いね」 海原は人の心を打つものがあります。 自然の力を感じます。 私たちのふるさと大井川の森は「森と海の恵みを大切にしてね」って言っています。 森と里と海が自然の営みを保つことがふるさとの恵みの源泉です。 「今度は吉田の漁師さんに山にきてほしいなあ」 「そうだね、そうだね」 「みんな、今日の体験を絵にしてくれませんかーー」 最後に大井川の木で家をつくる会代表の三浦は 森の想いを海の人たちに伝えようと 呼びかけていました。 秋は山ゆきです。 Ks
by hiho-hibi
| 2012-08-11 15:48
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